【本】自分の小さな箱から脱出する方法をレビュー

 

2年前に買ったきり、数ページだけ読んで
ずっと本棚に眠っていた

『自分の小さな箱から脱出する方法』

 

お風呂上がりに扇風機で頭を乾かしながら
なにげに手にとってみたら

「あれ?!ナニコレ面白いかもしれない・・・」

と夢中で読み終えてしまいました。

 

そんな2年越しの本のレビューです

自分の小さな箱から脱出する方法

 

自分には必要ないかもと思う人ほど目からウロコ

 

基本的に超ポジティブな性格なので
この本のタイトルを観た時

「ああ、自己啓発みたいなやつね」

と勝手に思ってました。
だからあまり積極的に読もうと思えなかったのです。

 

が、レビューの数がとんでもないので
気になってポチッてしまった不順な動機。

 

ここまでレビューの多い本って珍しい

 

でも、必要性を感じないなぁ
と勝手に思い込んでいたので2年も読まなかった。

 

結論から言えば、早く読んでおけばよかった・・・と思えるほど
価値観が変わる一冊になりました。

 

では詳しく・・・

 

人は他人に優しく出来ないし、他人も優しくない。

 

「世の中の人ってなんでこんなに意地悪なの?!」

 

と思ったことは
1度や2度じゃないとおもいますがどうですか?

 

  • 会社の上司がとにかく意地悪で性格悪すぎる
  • 先輩が自分のミスにだけ異常に厳しすぎてウザい
  • 能力があるのに全然使ってもらえない。
  • 無能社員ばっかりで仕事が全然終わらん。

 

  • 何でアイツってあんなにムカつくんだろ
  • 謝ってんだから許せや、うっさいのう!
  • あーまた言いがかりが始まったわ、コイツ
  • うわ、また自慢話かよ・・・

 

 

あげたらキリがないけど
人と関わっているとどこでもかんでも

人間関係の煩わしさってありますね。

 

「何でもっと他人に優しくできないの?」みたいな。

 

そういう負の感情ってどんどん貯まって
どんどん相手を嫌いになって嫌な気分になって

「何でアイツのせいでコッチまで気分悪くならなきゃいかんのよ?!」

って傷ついたり、イライラしたり。

 

 

人間だもの。

 

って悟りの境地に辿り着ける人間ならいいけど
それができれば苦労はしないよ。

 

誰でもそうやって自分や他人にイライラしながら
生活を送っていますよね。

 

 

そんな時この本を読んでみると

「おやおやおや・・・???!」とこれまでの考え方が
みるみる変わっていくような感覚を味わえるようになります。

 

 

よく自分が変われば相手が変わるみたいな
「こうしたら人生良くなるよ」的な名言ってあったりしますが

「いや、変わんねーし」

って思うことって多々あります。

 

  • じゃあ、そもそも何でアイツはいつも意地悪なの?
  • 何でわたしにばっかりムカつく態度してくるの?
  • 話しかけたのに無視されたんだけど
  • 自分ばっかり良い思いして何様なの?

 

こういうドロッドロした感情が
そもそも何で発生しているのか?

ってところがこの本のポイントになります。

 

「いや、発生源はアイツだから」

 

と思ってるところから

そもそもの出発点や発生源が違うってことや
相手が自分を不快にさせている黒幕が実は居たりとか

そういうムカつく生き方から
結局どうすれば脱出できるのか、とか

 

 

そうした

原因追求した結果、こうすれば良かったのかも・・・
という新たな一面がどんどん発見できる内容になってます。

 

知らなきゃ一生、ドロッドロの人間関係の世界が続く

 

この本を読む前は単純に
「ポジティブに生きる方法論でしょ?」と思ってたけど

読み終わってみると
ポジティブとか全然関係なかった 笑

 

人間関係で起こる厄介なできごとがほぼ全部
この一冊で劇的に変わっていくと断言できてしまう。

 

というか、今までよくこのドロドロな世界で
「よく生きてこられたな」とさえ思ってしまう。

 

人間の心の中ってぐちゃぐちゃに複雑だから

 

どうしようもなく相手のことを嫌いで嫌いで
もう自分の人生に二度と関わってくんじゃねえ!と

他人に対して感情が向かうこともあるし

 

ああもう、なんで私ばっかりこんなに不幸なんだろ
何をやってもうまくいかないダメ人間で凹みまくって

自分に対しての自己嫌悪に悩まされ続けることもある。

 

 

でも、この悩みには全て同じ共通点がある。

 

そこに気付いて、じゃあどうするか。

 

何をやってもうまく行かないと感じるのは
その通り気付かないうちに、
うまくいかない方法を延々と繰り返しているから。

 

抜け出せない暗闇をさまようのは
抜け出そうとする方向を間違えているから。

 

嫌われたくないから優しくしてたら
逆にウザがられてしまう本当の理由は
本質の対象を間違っているから。

 

 

お涙頂戴の映画を読んで感動するより
この本1冊で人生観変わりますよ。

 

レビューが396件もあって
しかも普通良い、最高と思ってる人が354人

誰もが目からウロコの感銘を受けているのも
うなずける納得の内容です。

 

 

ただ、仕事や管理職の人間だけが為になる本ではないです。

家族や友達・恋人、隣のおばさんにさえも
これから生きて関わる人全てに影響があります。

例え話が多いとか、結論までに時間がかかるとか
色いろあると思いますがひっくるめで全部必要だなと。

マイナス点を探したかったけど
もうビックリし過ぎて満点の5つ星しか出せない 笑

 

 

おそらく、この本を読んでマイナスだとか
良いと思えないと感じる人っていうのは

自分が思っている以上に自惚れ屋だと思ったほうが良いです。
賢い人ほど学ぼうとするし
愚かな人ほど自分が秀才だと思ってるからね。

あと、想像力が乏しい人は意味不明で終わるかもしれません。

 

そういう人はスラムダンクの
8巻を読んで下さい。

雰囲気だけでも感じ取れるかもしれません。

 

 

全ての(自分を含める)人間関係で悩んでいる人なら
ぜひ読んで明日からキラキラ眩しい晴れやかな気持ちで
人生を再スタートさせたい人は絶対読んで損はないです。

 

逆に、読まずに生きにくい人生を歩くほうが
自分にとって大損害でしかないです。

 

自分の小さな箱から脱出する方法

 

PS.

こういうドロッドロした人間関係を
最低限まで減らしてストレスない人生を送るなら

ネットで収入の道を選んだほうが良いです。

結局は職場の人間関係が最大のストレスですから
逃げ出せるならそうした方が得策です。

 

 

さらにPS.

ネットビジネスを学んでいる人も
今すぐ会社やバイトを辞められない人も多いと思うので

独立できるまでの間は
この本を読んでスッキリした気分で
職場の環境を外から見て回るとよいですよ。

 

 

ではでは、メイコより。